「人生を変えたい」 これほど人間の欲求の中で「尊い」モノはないと思っています。そして、問題を解決するプロセスには「古くから」確立されてきた「素晴らしい手法」があります。 それは、「問題を客観的に分析し、解決策を考える」ことです。 今回もその従来のステップで「人生を変えたい」というテーマと向き合っていきます。
少し哲学的なテーマですが、問題を明らかにし、明確な解決策を提示していきます。
松岡幸助
なぜ私が在宅ワークで、夫婦仲良く楽しめるこんなライフスタイルを送れているのか?
期間限定で、私が自由なライフスタイルを手に入れた方法について特別公開しているので、ぜひ見ていってくださいね。
目次
人生を変えたいと思うのはなぜか
なぜ、私たちは「人生を変えたい」「今の生活を変えたい」と感じてしまうのでしょうか。
もしかすると、今のあなたは「こんなはずじゃなかった」そう感じているかもしれませんね。
あなたと一緒で、私も「今の自分」に満足したことはありません。
それは「今いる場所」では「心の居心地が悪いから」だと思っています。
中でも「自分自身の幸せの軸」が決まるまでと、「自分自身の才能が発揮される」まで、人は「本当の自分」を探し続けるものだと思っています。
私はこれまで「モヤモヤ」した気持ちを解消しようと、多くの自己啓発本や哲学書を読みました。
本に書かれていることは大きく分けて2系統ありました。
1つは「置かれた場所で咲きなさい」系の「環境を変えずに自分の感受性を変え、幸せを見つけていく」方法。
もう1つは、「欲望にストイック」系の「望む場所を明確に描き、ゴールから逆算して計画通りに登っていく」方法です。
どちらの方法も、きっと正しいことだと思いましたが、わかっていても「今いる場所で幸せを見つける」とか「望む場所を明確に描く」ことが私にはできませんでした。
例え、あなたも「これらの方法」がフィットしなかったとしても、「自分が能力のないダメ人間」などと思う必要はまったくないと思います。
まずは、「そのモヤモヤ」を「理想の自分に近づくための大切なシグナル」だということを理解しましょう。
その「シグナルの感度」を自分の武器にできれば、「あなたの心が求める宝」が近づいた時にすぐに分かるはずです。
「置かれた場所で上っ面の幸せを探す」ために、その「モヤモヤシグナル」の感受性を無理やり抑え込まないで下さい。
「他人が作った夢や目標を自分の目標」と思い込み、本当の「心の声」に嘘をつかないで下さい。
「人生を変えたい」と思うのは、今のあなたが「あなたの心」にとっては居心地が悪いから。
「居心地のいい場所」を探すには、「もやもやシグナル」が大切。
自分の中に「答え」がないのに探し続けてはいけない
小学生に将来の夢を聞いたら「スポーツ選手」とか「教師」とかをだいたい答えますね。
それは「生き方のサンプル」が少ないからです。
インプットとアウトプットは1セットという原則があります。赤ちゃんはいきなり喋り始めないですよね?
あなたがいま、明確に「理想の姿」を見いだせないとしたら、それ以上、悩んで掘り下げても見つかるはずはありません。
なぜなら「理想の姿」をインプットしていないのに、自分の中から「答え」が湧いて出てくることなどないからです。
私の言う「理想の姿」とは「明確な理想像」ではなく、もっと漠然とした「憧れるかっこいい生き方」を指しています。
「明確なゴール」を描くことができる方が、目標達成率はあがるでしょうが、人生の「ゴール」にだけフォーカスするっておかしくない?という思いがあるからです。
もちろん、目標達成には満足感はあると思いますが、正直、他人に「100億円稼ぎました!!」と言われても「よかったね。っで?」と思ってしまいます。
すごく当然のことですが、「幸せの価値」は自分自身でしか決められないですよね。
私はむしろ「道のり」にこそ価値があると思っています。
なぜなら、幕末に死んでいった武士の中には、無念の中に命を落としたひともたくさんいますが、目標達成できなかったから「無駄死にか?」ってそんなことはないですよね。
例えば、吉田松陰の生き様や思いは、その後の攘夷運動を推し進める武士たちだけでなく、現代でも「人々を励まし、生き方を導く考え」になっています。
だから、「憧れるかっこいい生き方」を見つけて、そんな「かっこいい」生き方で毎日過ごすことを目標にし、気づいたら「ああ、これが自分の本当の居場所かもな」と分かればいいと思うのです。
「理想の姿」をインプットするには、「多くの人のモデルケース」を知る必要があります。
具体的には、興味がある人に会いに行くと良いです。
可能な限り、「生で声を聞いたり、その空気を感じた方がいい」と思っています。
ハードルが高く感じる人には、「偉人伝」を読むこともおすすめしています。
本物の人格者は、メディアに露出していない場合も多いので、歴史の中から「生き様」を探した方が早い場合もあります。
私もたくさんの偉人伝を読みました。
きっと「あなたの理想に近い生き様をした人」が1人は見つかるはずです。
もし、本を読むのが嫌いだとしたらNHK「100分de名著」のYoutube動画を見ましょう。
・自分の内側を掘っても、明確な目標や解決策が見えないのは「サンプルが少ないから」
・人生を変えるには、「明確なゴール」ではなく、心のシグナルを頼りに「憧れる生き様」を探すこと。
人生を変えるキッカケは簡単には見つからないけど、人生は簡単に変えられる
これまでの話を要約すると「人生を変えるためにすることは、憧れる生き様を探すこと」となります。
ところが、「探せ」と言っておいてなんですが、なかなか「バチっとハマるもの」は簡単には見つからないかもしれません。
しかし、探し続ける中で「ぼやっとした輪郭」が現れてきます。
そして、探し続けるひとには「多くの出会い」がめぐってきます。
その「出会い」の中にあなたの人生を変えるキッカケが必ずあると信じています。
「人生が変わった」といえば、私も「ブログ」に出会ったことで「人生」が大きく変わりました。
ですが、振り返ってみると一度はその「出会い」を見逃し、また出会うまでに7年かかりました。
私が始めに「ブログ」出会ったのは大学1年生のときです。
ブログでマネタイズできるなんてことは知りませんでしたが、「毎日ブログを書くといいよ」とアメブロを始めるようにアドバイスしてくれた人がいました。
その方は、大学の講義に特別講師として来てくれた経営者の方で、「自分自身」を発信し続けるだけで、「価値が生まれる」と話していました。2011年のことです。
アメブロを開設して早速ブログを書いてみたものの、次の日には書くことが思いつかず、そのアカウントがどこにいったかも今は分かりません。
ただ、初めてブログを書くときはすごく時間がかかったし、「公開ボタン」を押すこと(情報発信すること)が凄く怖かったことを覚えています。
大学を卒業して、社会人1年目に「読書会」に出会い、ようやく勇気を出して「社会人3年目の終わり」にはじめて自分で読書会を開催しました。
初めての読書会は「著者と読む読書会」をテーマに、本を出版されたブロガーの方を招いて、読書会をしました。
その時は、自分の「顔出し、名前出し」をしなきゃブログマネタイズは不可能なのかと思っていました。
こんなに何度も私の目の前を「ブログ」というチャンスがあったのに、2度も見逃していたのです。
その5ヶ月後にようやく「アドセンスブログ」というマネタイズに出会い、さらにそこから10ヶ月後に脱サラし、ブロガー兼Webコンサルタントとして独立する決意をしました。
私が言えるのは「人生を変えるキッカケは簡単には見つからないけど、人生は簡単に変えられる」ということです。
ホメオスタシスを理解する
これからあなたにも「あなたの心が求める人生」に変えていってもらいたいと思いますが、人生を変えるというのは言い換えれば、「自分を変える」ということです。
そして、「自分を変える」のは至難の業(わざ)です。
なぜなら、人には「恒常性(ホメオスタシス)」が備わっているからです。
人の体が一定の体温に保とうとする働きを例に、生物の時間に習ったとことを覚えている方も多いかもしれません。
「ホメオスタシス」は体の物理的な調整だけでなく、「心のあり方」にも影響すると考えてよいでしょう。
「今日から気持ちを入れ替えて」頑張っても、また「前の自分」にすぐ戻ろうとします。
あなたも何度もこういった経験があるのではないでしょうか?(笑)
それはあなたは「意思が弱い人間だから」とか「ナマケモノ」だからという訳ではないのです。
自分を責めないで下さい。
もし、あなたが「自分を変える」には相当の覚悟が必要だと認識することができたら、次に説明する「人生を変える方法」を読み進めて下さい。
人生を変えるためにすること、それは「捨てること」
実は、人生を変えるには、3つの方法があると言われています。
・仕事を変えること
・住む場所を変えること
・付き合う人を変えること
この3つの方法については、聞いたことがある人も多いかもしれませんね。
ですが、私は次の表現の方が、正しい言い方だと思っています。
・今の仕事を捨てること
・今の住む場所を捨てること
・今の人間関係を捨てること
「変える」というのは言い換えれば「古いものを捨てて、新しいものを手に入れる」ことです。
必ず、「新しいものを手に入れる」前には「捨てる」という工程があります。
もちろん、何も持っていない人であれば、捨てる必要はないですけどね(笑)
今のあなたが両手にいっぱいに抱えている選択肢のどれか1つを捨てなければ、何も手に入れることはできません。
「人生はトレードオフである」
トレードオフとは
一方を追求すれば、他方を犠牲にせざるを得ないという状態・関係のこと
引用:Wikipedia
私たちは、日々の生活の中で多くの選択を無意識にも行っています。
「何かを選ぶということは、もう一方を捨てること」ですが、選択のたびにそんなことを意識はしないですよね(笑)
実は、私はすごく優柔不断で「捨てられない」人間なんです。
だから、「捨てる決断をするのに大きな勇気がいる」ことを人一倍知っているつもりです。
もし、今あなたが「何かを変えたい」と思いつつも、「いい選択肢」が目の前にはないのであれば、まずは「手放す」ことが1番の選択です。
今あなたの「手持ちの選択肢」の延長線上に「満足できる未来はない」と直感的にわかっているから迷走するのです。
もちろん、「今のまま」で「何も決めない」という選択をとることが、「精神的にラク」なことも知っています。
しかし、「ホメオスタシス」に打ち勝って「人生を変えるには」 いまのあなたを捨てて、新しいあなたになって下さい。
私が「人生を変えたいと思う」あなたの想いに答えてお伝えできることは、ここまでです。
最後に:あなたの人生を変えられるのは「あなた」だけ
これまでのお話を一度、整理したいと思います。
問題:人生を変えるためにどうすればよいか
事実1:「人生を変えたい」と思うのは、「心の居心地が悪いから。」「居心地の悪さ」を感知する「もやもやシグナル」がある。
考察:「もやもやシグナル」が解決策のヒントではないか!?
事実2:明確な理想像を描けないのはサンプルが少ないから。
提案1:「もやもやシグナル」を使って、明確なゴール(理想像)ではなく、憧れる生き様を探してはどうか。
事実3:自分を変えるのは難しい「ホメオスタシス」があるから。
提案2:「変える」ではなく、「捨てる」ことからはじめてはどうか。
ここから先は、あなたが自分自身の人生のマネジャーとなって、「生き方」を変えていくしかありません。
もし、その方法として「ブログマネタイズ」に取り組む中で、「自分を磨いていきたい」ということであれば、お手伝いできることがあるかもしれませんので、ぜひメッセージをいただけますと幸いです。