ビジネスをやっている目的は「稼ぐため」です。「稼ぐ」ということにフォーカスし、「インプット」を捉えた場合、まずは「アウトプット」の意識を変える必要があります。
今回は「料理」を例に、「効果的なインプットの方法」について解説していきます。
松岡幸助
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「稼ぐため」の効果的なインプット方法とは|料理を例に考えてみよう
「稼ぐあなたになる」ための効果的なインプット方法は、「アウトプット」を変えることです。
「インプットの方法」を知りたいのに、「アウトプットを変えるってどういうこと?」と思ったかもしれませんが、「正しいインプットはアウトプットとワンセット」なのです。
ビジネスにおいて「情報をインプット」する目的は、「稼ぐため」ですよね。
私たちは、「アウトプットすることによって初めて稼ぐ」ことができます。
したがって、インプットする時点で「アウトプット」することを前提に、考えていく必要があります。
また、料理で例えるならば、いい素材(情報)は、あなたが料理することによって初めて「活躍の場」が与えられます。
脳に「入力」された情報(素材)は、鮮度が高いうちに早く料理しないと、すぐに腐ってゴミ箱に捨てられてしまうのです。
どれだけ質のいい「材料」を買い揃えても、料理しないでおいておいたら、ただその材料は腐っていくだけです。
そして、脳の中に取り込んだ情報を「料理」して外へ「出力」することで「レシピ」として脳に残りますし、「料理の腕」もあがっていきますよね。
また、「アウトプット」することによって「インプット」の質をあげることができるということもご存知でしょうか。
「人は教えることによって、もっともよく学ぶ」(古代ローマの哲学者セネカ)
「教うるは学ぶの半ば」(中国のことわざ)
最近は、学校教育でも「アウトプット」の重要性が認識され、アクティブ・ラーニングが導入されていますよね。
アウトプットが大切とわかっていても、自信がなくてできない人もいらっしゃると思います。
確かに初めは、うまく料理できないことも多いかもしれません。
しかし、料理をすることによって「レシピ」が脳に蓄積されていくし、「料理の腕も」あがっていきますよね。
また、アウトプットを繰り返すと「知識の自動化」ができると言われています。
第二言語習得の研究では、アウトプットを繰り返し行うことで、知識へのアクセス速度が上昇し、流暢な言語処理が可能になると言われています。
料理に例えるなら、いちいち確認しなくても「レシピ」が頭に入っている状態といえますね。
つまり、インプットは「アウトプット」を前提に行っていくことが、「稼ぐために最も効率のよい」方法といえます。
アウトプットを意識した「インプット」のやり方|結論、これって情報発信ビジネス
では、どのように「アウトプット」を意識して、インプットを行えばよいのでしょうか。
それは、インプットをするときは必ず「アウトプットの予定」も作ることです。
具体的には、インプットを始める前に「今日学ぶ内容を誰かに話す予定を先に入れる」「ブログを書く」「動画の撮影日を決める」などです。
この「アウトプット」ですが、「ノートにメモをとる」といった「クローズドなアウトプット」ではもったいなさすぎます。
やはり、他者に向けてアウトプットするのと自分だけでアウトプットするのとでは、「インプット」の意識が全く変わってきます。
そして、ビジネスにおいては「情報発信」するだけで付加価値を付き、効果的なアウトプットになっていきます。
ただ単に、学んだことをノートにとるだけでは「記憶の定着」にはなりますが、そこに「価値」は生まれません。
しかし、あなたが学んだことに「あなたなりの解釈」を加えて、情報発信することで、あなたの存在価値を高めてくれます。
ここでいう「情報発信」とは「他者に自分を露出すること」とも言いかえられます。
個人ビジネスにおいては、「自分自身の存在」がブランドになっていく必要があります。
つまり、「あなたに価値を感じて、ファンになってもらう」ことがあなたが人の役に立つための初めのステップなのです。
そして、ファンになってもらうために、まずは「認識してもらう」ことが非常に重要です。
「認識してもらう」ためには、「露出」の頻度が重要なファクターになります。
もし、いまのあなたに「商品(売れるもの)」がなくても、情報発信して問題ありません。
すぐには「あなたが望むような効果」や「反応」は全く期待できませんが、積み上げていけばそれ自体がコンテンツになっていきます。
このブログも1つ1つの記事だけでは、断片的な情報に過ぎず「価値」は低いかもしれませんが、情報が蓄積されると「1つのコンテンツ」「メディア」としての「価値」が生まれるのです。
ここまでの話を料理を例に考えてみましょう。
あなたは今日「美味しい鯛」を手に入れました(質の高い情報を入手できた)。
できたら、大切な人と一緒に食べたいと思い、友人に「一緒に食べよう」と事前に約束の連絡をします(アウトプットのスケジュール)。
初めの頃は「刺し身」を作るにも手こずっていましたが、今日のメニューは「カルパッチョ」に「鯛めし」「鯛の煮付け」とメニューも豊富(繰り返すことで情報提供の仕方が増える)。
しかも、今日はいつも料理を食べる友人が他の友達を連れてくるようです。
友人から私の評判を聞いて、ぜひ食べたいと懇願してくれたそう(情報発信を繰り返すことで口コミになる)。
また、実は今日は初めて「コース料理」として振る舞うことにしています(情報が集積して新たな価値が生まれる)。
このように、情報発信を継続していくだけで、あなたの価値はどんどん高まっていくのです。
あなたもどんどん学んだことを「ブログ」や「動画」「SNS」で発信していきましょう。
はじめは、単品の料理しか提供できないかもしれませんが、「アウトプット」を繰り返していくことによって、「レシピ」が洗練され、そして、「料理」を組み合わせることによって、コース料理として提供することもできるようになります。
ちなみに、今回ご紹介したように「情報発信」によってブランドを構築し、ファン化していくビジネスを「情報発信ビジネス」といいます。