「できるだけ努力しないで成功したい」「ラクして稼ぎたい」といった考えは、「甘いこといってるんじゃない」と怒られてしまいそうですが、大切な感情だと思います。
「ラクにできないか?」考えることによって「効率的な方法」が生まれてきたし、歴史的に多くの「新たな発見」はこうした感情がキッカケとなっている場合も多いでしょう。
今回は「努力しないで成功できるかどうか」というテーマにしたがい、あなたにとっての「努力」を再定義していただける内容でお届けしていきます。
松岡幸助
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努力しないで成功できるのか
全く努力をしないで何か成果を得ることは、「無→有」を意味しており、これは不可能です。
しかし、「少ない労力で大きな利益を得る」という意味では「努力しないで成功できる」と言えると思います。
これは「レバレッジをかけてビジネス」することで実現可能であり、多くの人が実証済みです。
参考:人生にレバレッジをかけるとは|労働収入の限界を知って「稼ぐチカラ」を手に入れよう
このレバレッジビジネスに取り組むことが「努力しないで成功できる」ヒントになることは間違いありませんが、「ラクをして稼げる」ということではありません。
やはり、労力以上の利益を手にすることはできますが、「努力は必要」です。
ここでいう「努力」とは「一定の期間は優先順位の1番にビジネスをすえ、他のものは犠牲にする」ということです。
人生はトレードオフであり、全てを同時に手にすることはできません。
特に努力を嫌うひと(悪いわけではない)は「他のものを犠牲にする」という代償を払う必要があることを認識しておきましょう。
あなたにとっての「努力」を再定義しよう
あなたにとっての「努力」とは何でしょうか。
私は「いつも自分との約束を守り続けること」が努力だと思います。
何か目標を立てると、達成するには必然的に「越えなければならない壁」が現れます。
その壁を越えるためには、毎日「自分との約束」を守り続けなくてはなりません。
しかし、もし「これらの壁」をすべて他人に壊してもらうことができるとしたら、嬉しいでしょうか?
あなたが立てた目標達成は、あなたが何の努力をしなくても達成してしまうのです。
欲しいものは何でも簡単に手にすることができます。
ぱっと聞くと、これほど素晴らしいことはないでしょ!と思うかもしれませんが、正直これほど「不幸な人生」はないと思います。
日本人で初めてオテルリッツの有給従業員になった「小西忠禮(こにしただのり)」さんから、次のような話を聞いてひどく感動しました。
人は「ああなったらいいな、こうなったらいいな」と幸運ばかり願うが、他力で開く「自動ドア」で満足できるのか。
夢の扉は自分でこじ開けろ。
小西さんは会社員を辞めて22歳で料理人を志(こころざ)しました。
料理人としては遅すぎるスタートであり、当時まったくの無名だった小西さんが名門オテルリッツのシェフとなったことは、「政治家を志す日本の若者がいきなりホワイトハウスに就職するようなもの」と例えられています。
先ほどの言葉は、「自力で人生を切り開いた小西さんだからこそ言える言葉」ですが、私たちが本当に望んいでいるのは「ラクをすること」ではなく、「努力の先にある成果」であると思い知らされました。
小西忠禮さんの人生ほど「ドラマチックで心が躍るストーリー」は知りません。
私たちがサクセスストーリーを知って、胸が熱くなるのは「目標に向かって諦めずにひたむきに取り組む姿」があるからではないでしょうか。
ぜひ「扉を開けろ」という本を一度読んでみてください。
人は簡単に手に入ったものよりも、苦労して手に入れるものに「価値」を感じるものです。
そして、もし「胸おどるような人生」を歩みたいのであれば、「好奇心にしたがい挑戦すること」だと思っています。
何か「奇抜なことをはじめる」必要はなく、まずは興味のあることを「とことん」やってみることが大切です。