アフィリエイトブログを効率的に外注化できれば、多くのリターンが得られるため、ブロガーなら誰もが1度は「外注できないか?」考えますよね。時間の節約にもなるし、うまくいけば自分は働かずして自動収入を得ていくことも夢じゃないかもしれません。
私は「個人ブロガーに外注はおすすめしない」立場ですが、個人ブログを運営している方を対象に「ブログ記事を外注する方法」と「外注する前に考えるべきポイント」についてご紹介していきます。
松岡幸助
なぜ私が在宅ワークで、夫婦仲良く楽しめるこんなライフスタイルを送れているのか?
期間限定で、私が自由なライフスタイルを手に入れた方法について特別公開しているので、ぜひ見ていってくださいね。
ブログ記事を外注する方法とポイント
ブログ記事を外注する方法と、外注する前に考えておくべきポイントについて解説していきます。
ブログ記事を外注して、ブログを資産化していく方法は次の2つです。
①クラウドワークス、ランサーズを使う
②ライターを雇う
外注化する「覚悟」がキミにあるか
①・②どちらの方法を取るにしても、これから外注しようと思うなら「長く付き合えるライターさんを探し続ける」こと、そして「ライターさんを時間をかけて教育していく」という心構えが必要です。
プロのライターは別として、初めてクラウドソーシングで記事を外注する場合、あなたが100%満足できるような「クオリティ」の記事が上がってくることはまずありえません。
結局は「自分で手直し」したり、何度もライターさんにフィードバックして「インセンティブを与えながら、要求するレベルに近づけていく」ことが必要になります。
「外注化=丸投げ」のイメージではなくて、「外注化=人を雇う」イメージの方が近いと思います。
外注は「ラクをできる」と思ったら大間違い。ライターさんを育てていく「覚悟」が必要です。
ただし、はじめの労力を惜しまなければ、「仕事が何倍も加速する」未来があります。
あなたはどこまでお金を払える?
もっとも気軽に「ブログ記事を外注する」方法は、「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったクラウドソーシングで依頼することです。
このとき重要なのは、実際にクラウドワークスやランサーズにアクセスしてみて、応募が集まっている仕事の「文字単価」を確認するということです。
最近のクラウドソーシングでは、文字単価は「1円以上~」でないと、なかなか応募が集まりません。
文字単価「1円以上」を外注費に捻出できるか?
一般的に、どんなに少ない文字数でも1記事あたり1000文字は必要になると思いますので、1記事1000円以上は払える方は、会員登録をして早速外注してみましょう。
一方で、ライターを雇う具体的な方法は「知り合いにお願いする」または「クラウドソーシングの延長で雇用契約を結ぶ仲になる」の2パターンになると思います。
この「雇用契約」は、「正社員」として雇うという意味ではありません。
アルバイトで時給を支払って働いてもらうことになります。
時給は地域にもよりますが、おおむね1000円以上と見積もって、3000字程度の記事を仕上げるのに「3時間」かかったとすると、この場合の「文字単価も1文字1円~」ということになりますね。
時給で人を雇う場合は、目の届くところで仕事をしてもらった方がいいので、「事務所」を借りる費用もかかります。トータルの費用としてはクラウドソーシングよりも高くつきます。
ただ、「クラウドソーシング」だとライターさんにとってあなたの仕事は「数ある仕事の1つ」に過ぎず、どうしても心理的に「短時間で多くの仕事をこなす」スタンスになります。
そのため、意図的ではなくても、どうしても記事の品質が下がってしまいます。
一方で、「時給で雇い、文字数ではなくクオリティで評価する」ことをライターさんに伝えることによって、より専門性のある質の高いコンテンツ(記事)を生み出してくれることは間違いありません。
ライターを雇用したほうが、品質の高いコンテンツを作ることができる。
しかし、その分コストがかかる。
外注するにはマニュアルづくりが重要
「外注」とは「他人に自分の代わりの仕事をしてもらう」ことです。
ブログ記事を外注する場合、「あなたと同じように、仕事をしてもらう」には当然マニュアルが必要です。
そもそも会社でも同じですよね。
会社には「理念」があって、入社と同時にその理念をすりこまれ、OJT研修という名の「実地トレーニング」でその会社での仕事のやり方を叩き込まれるわけです。
このように、明文化(マニュアル化)されているかにかかわらず、どんな組織でも「仕事のやり方」があります。
したがって、「これまであなたがやっていた記事の作り方」をマニュアル化して、ライターさんを教育しなくてはなりません。
マニュアルの作りの基本は「最低限のルール」を書くことです。
ここでは私が外注募集したときのマニュアルを掲載してみます。
今振り返ってみると、もう少し詳しく書いたほうが良かったなと少し反省しますね(笑)
※コピーして使っていただいて構いません。
はじめに
このたびは、仕事をお受けいただきありがとうございます。
下記ライティングルールに従い、ブログ記事作成をお願いいたします。
ライティングの基本ルール
①しっかりと情報収集してください。
②コピペはNGです。※チェックツールでチェックします。
③「です」「ます」調。
④数字やアルファベットは半角英数字。
⑤可能な限り、ご自身の感想や意見も入れてください。
⑥納品日に遅れる場合は、ご連絡ください。
⑦納品日前に納品いただくのは全く問題ありません。
⑧画像のご用意は不要です。
記事作成の手順と考え方
①記事のタイトルを2~3個の要素に分割し、見出し(小タイトル)をつくる
【例】タイトル「夏風邪が長引くのはなぜ?喉の痛みを治すオススメの方法」
見出し1(小タイトル):夏風邪が長引くのはなぜか
見出し2(小タイトル):夏風邪により喉の痛みを治すオススメの方法
②それぞれの見出しに合う記事内容を調べ、記事作成
〈考え方〉「見出しは質問、内容は答え」と考える
【例】見出し1:夏風邪が長引くのはなぜか
内容:夏風邪が長引く原因や、そもそもなぜ夏風邪を引くのか説明する。
ポイント!:調べながら、自分の言葉で記事を作成していくと効率的です。
③誤字・脱字のチェック
④提出
以上が基本的なライティングのルールです。
他に気になる点があったら、その都度ご連絡いたします。
それではよろしくお願いいたします。
このように、外注するときには「記事作成ルール」をきちんとライターさんに示してあげた方が、結果的に依頼する側としても望むクオリティに近づけることができます。
最近では、動画マニュアルを作る方が伝わりやすいのではないかと思います。
動画でマニュアルを作る際は、「カムタジアスタジオ」を使って、実際にブログの記事を書くポイントや様子を収録するといいですね。
「カムタジアスタジオ」の使い方は、以下の記事を参考にしてみてください。

個人ブロガーに「記事外注」をおすすめしない理由
もし、あなたが「マネジメント力」に自信があり、すでに潤沢な資金があるとしたら、優秀なあなたは「コンセプト作りやサイト設計」に注力して、ぜひ「記事の外注化」をすすめた方が良いと思います。
しかし、普通の個人ブロガーであれば、「記事外注に必要な労力」と「自分で記事を書く労力」を天秤にかけて判断した方が良いと思います。
結局、外注するにしてもしないにしても「労力」はかかるので、自分がどちらが得意か?という視点で見るのもありです。
もしあなたが、「文章を書く」より「指導やコミュニケーション」が得意という場合は、「外注」に向いていると思います。
実は、私も「ブログの外注」については、かなり悩んで、かなり勉強しました。
そのときに「アフィリエイト戦記」の「水野さん」の記事をかなり参考にさせて頂いたので、感謝の意を込めて紹介させてもらいます。
アフィリエイトで記事を外注化する時に最高の結果を出す3つポイント※資料も有り
※「外注」だけでなく「ライティング」についても非常に参考になるので、見てみてください。
結局は、私は「人に教える」のも「文章を書く」のも両方好きですが、その分「文書へのこだわり」も強いので「自分の求めるクオリティ」は「自分で作るのが精神衛生的にも1番良い」という結論に至りました。
外注するって、どんなに意識しても「相手に期待」しちゃいますから。
ただし、今回は「ブログ記事の外注化」がテーマですが、「外注」自体は積極的にやっていった方が良いと思います。
「どっちだよ!」と言われそうですが、ビジネスを加速させていくためには「外注」は必須です。
例えば、私のYoutube動画の「オープニング」は外注して作ってもらいました。動画編集のスキルも知識もない私がゼロから「オープニング動画」を作ろうとすると、何十時間もかかってしまいます。
だったら、最初から動画編集のプロに「お金を払ってお願い」した方が「費用対効果」が良いです。
その「浮いた何十時間」でブログを書いたり、動画をとったりする方が賢明ではないでしょうか。
その他の例でいれば、「税理士」もそうですよね。「税金のことは税金のプロに」の考えで、フリーランスや経営者のひとは、契約している方も多いです。
単純に「面倒だから任せる」という方も多いと思いますが、「スポーツでも守りながら攻めるのは難しい」ように「お金を守ることはプロに任せて、稼ぐことに自分は集中する」という見方もできますよね。
いずれは「自分のやっていることを誰かに任せる」時期も来るかもしれませんが、まずは「自分の持っていない専門的なスキル」を外注で買うという意識が大切だと思います。