グーグルアドセンスに挑戦したものの、なかなか「稼げず」に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は「月収10万円を稼ぐ」を目標にしている方を対象に、グーグルアドセンスで稼げない3つの原因とその対処方法について、解説していきます。
松岡幸助
なぜ私が在宅ワークで、夫婦仲良く楽しめるこんなライフスタイルを送れているのか?
期間限定で、私が自由なライフスタイルを手に入れた方法について特別公開しているので、ぜひ見ていってくださいね。
目次
グーグルアドセンスで稼げないの基準
アドセンスブログで稼げないと言っても、「稼げない」の基準は人それぞれ違うはず。
ここでは、「アドセンス収益」の基準金額の認識を合わせておきましょう!
正しい方向性でやっていれば「月収10万円」は達成できる、というのが私の考えです。
大前提として、「月収10万から月収30万に伸ばす」のと「0から月収10万を達成する」ための道のりは圧倒的に、後者「ゼロから10万」の方が大変です。
そこで今回は、月収10万円を達成できないで苦しんでいる方を対象に考えられる原因と、その対処法について見ていきたいと思います。
グーグルアドセンスで稼げない3つの原因
グーグルアドセンスを使っていて、稼げない原因に次のような要因があります。
- 上位表示できていないから
- 広告のクリック単価やクリック率が低いから
- 記事数が少ないから
原因1:上位表示できていないから
グーグルアドセンスは、広告をクリックしてもらうだけ(あるいは、表示されるだけ)で、収益を得ることができる初心者向けのマネタイズ方法です。
私たちは、アドセンスポリシーに反しない限り、どのようなジャンルの記事を書いても収益化することができます。
しかし、アクセスを集められなければいっさい収益は発生しません。
運営するブログに多くのアクセスを集めるために重要なのが、検索結果で上位表示すること(1ページ目に表示されること)です。
この検索結果で上位表示するためには、検索エンジンを運営するグーグルに評価される必要があり、そのために必要な考え方や対策をSEO対策と言います。
あなたがこれまで書いた記事は、どんなキーワードで、何ページ目に表示されているか認識していますか?
検索結果で上位表示をしやすくするには、以下の2つが重要です。
- SEO対策の基本を理解すること
- アクセスを集めて、ドメインパワー(サイトランク)を強くすること
ドメインパワー(サイトランク)とは、
サイトの相対的な評価のようなものです。
例えば、あなたが恋人や大切な取引先と会食するときに、昨日オープンしたばかりのお店よりも、老舗の料亭や、ミシュランガイドに紹介されている人気店の方が、安心して来店できますよね?
同じように、グーグルの検索結果も数あるサイトの中からより安心して、多くの人に紹介できるブログやサイトを上位に表示するようになっています。
この【安心できる】【信頼度が高い】サイトほど、ドメインパワーが強い(サイトランクが高い)と表現します。
ドメインパワーが育つには、「アクセス数を集めること」「記事数を増やすこと」「更新頻度が高いこと」の3要素が重要になります。
つまり、毎日の記事更新数が多くアクセスを集められれば、自然とドメインパワーが育っていくのです。
もちろん、運営歴も影響しますが、その点はどうにもできるものではありませんので、先ほどの3要素が基本と考えてください。
いずれにせよ、ドメインパワーが育つまでは「時間が必要」ということです。
6ヶ月もすればドメインパワーがある程度のライバルがいるジャンルでも勝負できるほどに育つはずです。
そこまできたら、ライバルのいるフィールドでも、検索需要が大きいジャンルで大きく攻めていくと結果がついてくるはず。
参考:【ブログ】ライバルリサーチのやり方|上位表示を獲得する基本戦略
以上のように、SEO対策やドメインパワーを強くするためにの努力がアクセスを集めるためには必要不可欠です。
原因2:広告のクリック単価やクリック率が低いから
アドセンスでの収益がなかなか伸び悩んでいる場合には、アドセンス広告の【クリック単価】や【クリック率】を見直すことで、稼ぎやすくなることがあります。
まず、クリック単価を見直す方法ですが、グーグルは読者ごとに表示する広告を変えており、私たちサイト運営者がそれをコントロールすることはできません。
(※厳密に言うと、表示させたくない広告をブロックすることはできます。)
そこで、クリック単価を見直す方法として、グーグルアドセンス以外の広告会社をアドセンスに組み合わせるという方法があります。
クリック型広告では、グーグルアドセンスがもっとも有名ですが、その他の会社でもクリック型広告が運営されています。
それぞれの会社ごとにクリック単価が上がりやすいものや、特定のジャンルと相性の良い広告があります。
このようにアドセンスだけに依存せず、複数の会社の広告を混ぜ合わせることで、収益を最大化させられるだけでなく、アカウント停止などのリスク分散にもなります。
また、クリック率が低い場合には、広告を貼る位置を変更することで、収益性が改善することがあります。
原因3:記事数が少ないから
記事数が少ないことがネックとなって、アドセンスの収益が出にくいことがあります。
なぜなら、グーグルアドセンスでは1記事だけでアクセスを集めて収益を出すということは難しいからです。
しかし、1日50円の収益が上がる記事が100記事あれば、1日で5000円の収益になります。
つまり、アドセンスで収益を上げるには、それなりに記事を蓄積していく必要があるということです。
グーグルアドセンスで稼げないときのアプローチ|マインドと取り組み方のコツ
グーグルアドセンスを使っていて、稼げていない人が見直すべきアプローチは、次の2つです。
- 稼げる知識とスキル(インプット)
- 作業量(アウトプット)
ここで「自転車」を例に「結果の法則」を考えてみましょう。
あなたが自転車に乗って、今いる場所(A地点)から目的地(B地点)まで出かけるとしましょう。
出かける前には「A地点から目的のB地点までの道順」をインプットし、そもそも「自転車の乗り方」を習得しなくてはなりません。
マイペースにゆっくり自転車をこいで進めば「1時間」かかるかもしれませんし、立ちこぎでいけば、たった「20分」でつくこともあるかもしれません。
一方で、どんなに全力でこいでも「道順を間違えたら」もっと時間がかかりますし、正しい道順で進んでいけば、「ゆっくりこいだとしても」いつかは必ず目的地に到着できます。
ブログマネタイズも全く同じことが言えます。
もし、今あなたが「目標の10万円」に到達できていないとして、それは「インプット」と「アウトプット」どちらが不足しているのか、考えてみましょう。
インプットにおける具体的な原因
インプットは「自転車の向かう先」を決めるのと同様に、私たちの「進む方向」言い換えれば、「ブログの育て方」に大きな影響を及ぼします。
正しいインプットが正しいアウトプットに繋がっていくように、成果を出すための土台をつくるのは、明らかにインプットの質とやり方です。
ここでは、インプットと思考におけるやりがちな失敗例をご紹介します。
学んだ内容を自分流にアレンジしている
「思考力があって、頭のいい人」ほど、陥りやすい失敗が「我流でやってしまう」ということです。
いくら正しい「知識」や「考え方」を学んだとしても、教材や指導者があなたに伝えた情報のうち「都合のいい部分だけを抜き取って」行動しても、結果は出ません。
「これは必要で、これは不要」と自分で勝手に情報を取捨選択していませんか?
「教材」にかかれている内容はすべて「必要」だから、そこにあるのです。
「これは自分には必要ない」と判断して教材を流し見した人と、「今は必要か分からないけど、とりあえず言うことを聞こう」と実践した人とでは、結果のでるスピードが格段に違います。
この「言われたことは疑わず全てやる」という「素直さ」が結果を出すためには必要になります。
キーワードを差別化を理解できていない
ブログのアクセスに1番影響するのは、「キーワード選定」です。
もし、思うようにアクセスが集まっていないとしたら、「キーワード選定」がへたくそだということです。
キーワード選定のスキルを掘り下げると、「ライバルリサーチスキル」と「ずらしスキル」に分けられます。
この2つを習得できていれば、時間の経過に比例して「アクセス」がきちんと右肩上がりに増加していきます。
検索ボリュームが少ないところを狙いすぎ
ブログ初期の頃は、いわゆる「ビックワード」と呼ばれる「ライバルの多いキーワードは避けるべき」と聞いたこともあるでしょう。
それは事実ですが、その習慣が抜けずに「検索ボリューム」の少ない所ばかり狙っていることが原因で思うように、結果が出ないひともいます。
ブログ初期の戦略と、ある程度ドメインパワーが育った時期の戦略は、全く真逆になります。
もちろん「キーワード選定における差別化」は変わらず重要ですが、チョイスしていく「ネタ」や「キーワードの検索ボリューム」は切り替えていかなくてはなりません。
そのタイミングは、感覚的なものですが、1日平均「5,000PV」集められるまでドメインパワーが育ったらと判断して良いと思います。
実は、私が伸び悩んだ原因の1つは、この「ニッチなところ狙いすぎ」でした。
アウトプットにおける具体的な原因
インプットがいくら正しくても、「アウトプット」が不足していると、結果が出るには時間があっても足りません。
やはり、結果を出すまでのスピードも大切です。
焦る必要はもちろんありませんが、「結果が出ない状況」が長く続くと「人は諦める」傾向にあります。
信念があって始めたひとは例外ですが、「ブログは始める敷居が低い分だけ」みなさん簡単に諦めてしまうんですよね。
本当にもったいないことです。
ここでは「アウトプット」に影響する「稼げない原因」を3つ見ていきましょう。
作業量が少ない
あなたは「量質転化の法則」を聞いたことがありますか。
この考え方は非常に重要で、「作業量が不足」する人に共通している特徴は「完璧主義者である」ということです。
つまり、「質を高めてから、生産量を増やす」という思考法をしているのです。
ここで話を脱線して恐縮ですが、私は書道が好きです(笑)
「集中して文字を書く」ところに、「タイピング」と違った面白さがあるからです。
習字を習ったことはないので分かりませんが、「書道の上達」って「何枚も書く」「先生の書いたものを真似る」ことだと思うんですよ。
何枚も半紙をゴミにしながら、少しずつ、少しずつ、先生の書く文字に近づけていく。
そうすることで、上達していきます。
ブログも同じです。初めから「100点」を目指す必要はありません。
まずは、「20点」で良いから「1枚」書き上げることが大切です。
書き上げたものを見てみて、「あー。ここが先生と違うな」とか「次はこんな感じで書いてみよう」って初めて分かるものです。
この思考を持つことで、作業量は格段にあがると思います。
すぐに結果がでるという錯覚
人間はつくづくポジティブな生き物だと思います。
自分に都合の良い「未来」を想像してしまうからです。
もちろん、甘い言葉(例えば、簡単に稼げるとか)を聞いてブログを始めてしまったひとには残酷な話ですが、そんなにすぐに結果は出ません!(笑)
しかし、唐突ですが、「筋トレ」に比べたら結果が出やすいと思います。
「筋トレ」って全然、成果でないんですよ。
「何キロも飲んだプロテインはどこに行ったんだ?」とか「こんなに辛いトレーニングしてるのに」とか凄く不満がでてくるんです。
それで、筋肉が増えるわけでもないのに、「鏡とにらめっこ」しちゃう(笑)
その分、ブログはきちんと「書いた記事」は資産として目に見える形で残っていきますし、キッカケさえあれば「爆発的なアクセス」を獲得することもできます。
それに、積み上げた結果、大きく仕事やライフスタイルが変わる人もいる。
ブログってすごく面白いし、大きな可能性を秘めたものです。
「初心者でも結果を出しやすいんだけど、そんなすぐには結果がでない」のマインドで淡々と作業を積み上げていくことが大切です。
最後に:客観的なフィードバックをもらう重要性
「月収10万円を稼ぐ」を目標にしている方を対象に、グーグルアドセンスで稼げない3つの原因とその対処方法について解説しましたが、いかがだったでしょうか。
「結果」には必ず「原因」あります。
いま足りていないことを改善することで、必ず結果は変わります。
しかし、その欠点や不足に自分自身で気づくことは容易ではありません。そこで、自分の先を歩くブログ仲間やブログコーチを作って、客観的なフィードバックをもらうことをおすすめします。彼らはあなたと同じ悩みを通り抜けてきた経験がありますので、きっとあなたの突破口となるアドバイスを授けてくれることでしょう。