アクセスを集めることは「数あるサイトから自分のサイトを選んでもらうこと」を意味しています。ライバルサイトがひしめき合う「市場」の中で、検索者に選ばれる「コンテンツ」を作っていくには、「ライバルリサーチ」が最も重要です。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」ということわざがありますね。勝負をするには、まずは相手を知ること。ブログで言えば、それが「ライバルリサーチ」です。
今回は「上位表示を獲得するライバルリサーチの手順」について、解説していきます。
松岡幸助
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目次
なぜライバルリサーチは必要か
「ライバルリサーチ」が必要な理由は、「勝てる市場」を選択するためです。
いくら需要のある(検索ボリュームの大きい)キーワードを見つけられたとしても、「ライバルサイトがあまりにも強すぎる市場」に挑んでいくのは無謀な戦いです。
つまり、「ライバルリサーチ」とは「ライバルが気づいていない市場」もしくは「弱いライバルしかいない市場」を見つけだし、効率的にアクセスを集めていくために行います。
SEO対策の基本は「記事タイトルにキーワードを入れる」ことですので、検索エンジンからブログへどれだけアクセスを流入できるかは、「キーワード選定」で決まります。
そして「キーワード選定」において最も力を入れるべきステップが「ライバルリサーチ」です。
2つのライバルリサーチ戦略
ライバルリサーチには、2つの戦略があります。
①ライバルのいない市場を探す
②ライバルに勝てる市場を探す
2つの戦略を使い分けていくことが重要です。
特にブログ初期については、「①ライバルのいない市場を探す」ことを基本戦略としましょう。
なぜなら、ドメインパワーが育っていないからです。
効率的にサイトを育てていくには、やはり「ライバルのいない市場(ブルーオーシャン)」を目指しましょう。
しかし、そんな都合よく「ライバルのいない市場」を見つけるのはなかなか難しいです。
また、ブルーオーシャンを探すことが目的になって、ブログ記事を全く書かないのは本末転倒です。
したがって、ブログ初期には「ライバルに勝負を挑む労力と、ライバル不在のキーワードを新たに探す労力」を天秤にかけて判断することになります。
ある程度、ドメインパワーが育ってくれば、今回ご紹介する「ライバルリサーチの手順」にしたがって、「②ライバルに勝てそうな市場」に挑戦していきましょう。
上位表示を獲得するライバルリサーチの手順
ライバルリサーチの手順をざっくり説明すると次の通りです。
1, 記事タイトルに「キーワード」を含むサイトの個数とライバルの強さを確認する
2, 既に上位表示しているサイトのコンテンツを確認する
3, 上位表示サイトを超えるコンテンツを設計する
手順を1つずつ見ていきましょう。
1,記事タイトルに「キーワード」を含むサイトの個数とライバルの強さを確認する
ライバルリサーチの基本は「検索ワードが含まれるブログタイトルがどれだけあるか?」確認することです。
例えば、「ブログ タイトル 付け方」というワードを「SEOキーワード」の候補にしたとします。
実際にそのキーワードを検索窓に入力しましょう。
今回の例では、「ブログ タイトル 付け方」の3語が入っているサイトがどれだけあるか確認します。
もし、「SEOキーワード」を含む記事タイトルのサイトがなければ、ライバルリーチを終了し、早速記事を書いていくとよいでしょう。
しかし、今回の例では、検索1ページ目の10記事ともすべてに「ブログ タイトル 付け方」の3語が入っていました。
2, 既に上位表示しているサイトのコンテンツを確認する
例のように、使おうと思ったキーワードが既に他のサイトに使われているケースがほとんどだと思います。
その場合は、「検索1ページ目に表示されているサイト(ライバル)に勝てそうかどうか?」という視点で「このキーワードで勝負するかどうか」を決めます。
既に上位表示しているサイトのコンテンツを確認し、「ライバルに勝てそうかどうか決める」ポイントは次の通りです。
・個人のサイトか、大手のニュースサイトやキュレーションサイトか
・文字数はどのくらいか
・同じような内容の記事ばかりかどうか
もし、ライバルたちが私たちと同じような個人サイトであれば、勝てる可能性があります。
しかし、大手サイト(ニュースサイトやキュレーションサイト等)の場合は、ドメインパワーの強さで勝ち目がないので、勝てない勝負はしない方が賢明です。
ライバルが個人サイトだった場合は、そのライバルサイト以上に「多い文字数」で「より詳しい記事を書くことができるか」で勝負するか判断します。
3, 上位表示サイトを超えるコンテンツを設計する
もし、上位表示しているサイトの「タイトル」や「コンテンツの質」が同じようなものばかりであれば、実は「穴場」です。
なぜかというと、「Googleは検索結果にバラエティを持たせること」を公言しているからです。
既に存在しているサイトと同じ内容のコンテンツを作ったところで、何の価値もありませんよね。
したがって、「既存のサイト」を超えるコンテンツ作成には、「独自性」が必須になります。
・実体験を根拠に語る
・違う視点の「記事タイトル」する
実体験を根拠に語る
あなたの主張を裏付ける根拠として、実体験に勝るものはありません。
実体験で語れることがあるときは、ライバルがいても積極的に記事を書いていくといいですね。
特に「悩み系」に有効的です。
「職場の上司とうまくいかない」とか「転職しようか悩んでる」とか。
かなり人気で大手のお仕事系サイトも狙っているキーワードが多いですが、悩んでいる読者にとっては「具体的な事例」が何よりも価値があります。
実際に私も、ブログを始めるキッカケになったのはある「検索行動」でした。
当時、入社4年目でこのまま同じ仕事を続けていくか悩んでいたんです。
そのときに脱サラして、人と場所に縛られないで働いているブロガーさんを知り、コンサルティングを受ける決意をしました。
かの有名な歌のようですが、「あの日、あの時、あの場所で、あのブログに出会わなければ…」としみじみ思います。
ブログと出会わせてくれた私のメンターには感謝しかありません。
違う視点の「記事タイトル」する
他のサイトと違った視点が含まれるタイトルは「読者の目を引くタイトル」になります。
タイトルで、読者の好奇心をうまく刺激できれば「クリック率(訪問率)」が高まります。
しかし、「独自性」は「奇抜さ」を追求することではないので注意が必要です。
独自性を追求することをはきちがえて、「知りたい情報が書かれていない」なんてことが起こらないように気をつけましょう。
「知りたいことはもちろん書かれいる。さらに、独自的な視点で説得力があって面白い」この状態を目指しましょう。
最後に
アクセス数を左右するほど重要な「ライバルリサーチ」のやり方についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉をブログマネタイズに当てはめて考えてみましょう。
「敵を知り」とは「ライバルリサーチ」ですね。
そして「己を知れば」とは「自分の強みを活かして独自性のあるコンテンツを作る」ことと考えます。
この2つの課題を攻略することができれば、必ず結果に繋がてくること間違いありません。